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2025/12/24

№261 下屋のメリット・デメリット

№261 下屋のメリット・デメリット

多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市・可児市・中津川市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは♪

自然素材の注文住宅を手がけているエムスタイルホームです。

前回は「下屋ってどんな役割?」を中心にご紹介しましたが、
今回はもう一歩踏み込んで、実際の暮らしで感じるメリット・デメリットをまとめました。

下屋のメリット

①雨・日差しを防いでくれる

玄関ポーチや掃き出し窓の上に下屋があると、
急な雨の吹き込みや夏の直射日光が直接入りにくくなります。
外壁の汚れや劣化を防ぎ、室内の温度上昇もやわらぐため、省エネにも貢献。

② 室内が快適になりやすい(夏の日射遮蔽)

下屋が“庇(ひさし)”の役割をするので、
夏の強い日差しをしっかりカットしてくれます。
特に南面のリビングでは、エアコンの効きが良くなったり、
床材の退色が抑えられるなど、地味だけど嬉しい効果が◎。

③ 半屋外の“使えるスペース”が生まれる

下屋のあるデッキは、ちょっと子どもが遊んだり、
洗濯物を干したり、観葉植物を置いたり…と用途が広がります。
“屋根がある”だけで使い勝手がぐんとアップ。

④ 外観に奥行きが出て、デザイン性が高まる

建物に陰影が生まれ、立体感が出るので、
外観の印象がグッと洗練されます。
下屋の素材や深さによって、和モダン・西海岸風・ジャパンディなど
テイスト演出にも使えるのが魅力。

⑤ コストバランスが良い

屋根面積は増えるものの、
構造が複雑にならないケースが多く、
“プチ増額”で暮らしの快適性を上げられるのがポイント。
コスパの良い設計アイデアと言えます。

下屋のデメリット

①室内が暗くなる場合がある

下屋が深すぎると、部屋に入る自然光が減ってしまうことも。
特に南側のLDKは、採光バランスを慎重に検討する必要があります。
→ 対策:窓の位置調整・吹き抜け・高窓の採用などで明るさを確保

② 2階プランとの干渉が出やすい

下屋部分は屋根が低いぶん、上に部屋を乗せられなかったり、天井高さの制約が出ることがあります。
2階の部屋数や収納計画と合わせて検討が必要。

③ 外観のバランスが難しいことも

深さや配置を間違えると、
建物が重たく見えたり、メリハリが無くなるケースも。
逆に適度な深さにすれば、ぐっと上質な印象に。

まとめ

下屋には、暮らしを守る“雨よけ・日差しよけ”としての機能から、
デッキや玄関まわりを使いやすくする便利さ、外観の奥行きを生むデザイン性まで、
住まいをより心地よくするメリットがたくさんあります。

一方で、深さによっては室内が暗くなる、
2階の間取りと干渉しやすいなど、計画の仕方によって注意したい点もあります。

大切なのは、家族の暮らし方・敷地条件・光の入り方に合わせて、
“ちょうどいい形”で下屋を取り入れること。

エムスタイルホームでは、ご家族それぞれの過ごし方や敷地の条件に合わせて、
“無理のないちょうどいい形”でご提案することを大切にしています。

お客様らしい暮らしが描けるよう、これからも丁寧に寄り添いながら
最適な住まいづくりをお手伝いしていきます。

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