2025/12/17
№260 下屋について知ろう

多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市・可児市・中津川市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは!自然素材の注文住宅を手がけているエムスタイルホームです。
お家の大きな屋根とは別に、玄関や一階部分の一部に屋根がかかっているお家を見かけることはありませんか?

この屋根は下屋(げや)といい、1階の屋根が2階部分より外側に張り出してつくられる“低い屋根”のことをさしています。
玄関ポーチやリビングの大きな掃き出し窓の上など、暮らしの動線に寄り添う「ちょっと便利」な役割を担うことが多いです。
2階建てで、2階部分が1階部分より小さい、いわゆる「総2階」ではない建物に多く見られます。
下屋の主な役割
① 雨・日差しよけとしての役割
- 玄関まわりやウッドデッキに雨が吹き込みにくくなる
- 夏の強い日差しをやわらげて、室内の温度上昇を抑える
- エアコンの効率UPにもつながる
② 外と中をつなぐ“縁側的”な空間をつくる
- デッキ・テラスに下屋があると、半屋外のような居心地に
- ちょっと子どもが遊ぶ・植物を置く・洗濯物を干す…など使い方が広がる
③ 雨仕舞(あまじまい)を安定させる
- 横殴りの雨でも直接窓に当たりにくく、サッシまわりの劣化を抑える
- 外壁の汚れ防止にもなる(特に掃き出し窓や玄関は効果大)
④ 外観デザインのアクセント
- ファサードに奥行きを生み、立体感ある印象に
- 平屋っぽい落ち着き / 和モダン / カリフォルニア風…など、雰囲気の演出にも◎
このように、下屋はただ屋根が低くついているだけではなく、「雨の日も子どもと外で遊べる場所ができる」、「玄関まわりが汚れにくい」、「夏の直射日光をうまくカットして、家の中が過ごしやすくなる」
…など、実は“暮らしがちょっとラクになる”工夫の一つなのです。
次回はその メリット・デメリットをもっと詳しくお伝えしますので、ぜひ続きも読んでみてくださいね。
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