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№80準防火地域に新築住宅を建てるという事

コラム

多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは!
自然素材の注文住宅を手がけているエムスタイルホームです。

土地情報をお探しの際、物件情報を見ていると準防火地域というワードを目にしたことがありませんか?

建物が密集する都市部において、万が一、火災が起きてしまったときにできる限り延焼しないようにという目的で”都市計画法”によって定められているのが、「防火地域」・「準防火地域」です。


防火地域とは、都市計画法や建築基準法などに基づき、火災の危険を防ぐために特に厳しい建築制限が設けられている地域のことです。

なぜ制限を厳しくしなければならないかというと、そのエリアで火災が起こると大規模な災害につながる可能性が高いからです。

その防火地域の外側に広範囲にわたって指定されるのが準防火地域です。

火災の危険を防ぐために建築制限が設けられた地域を指しますが、建物に対する規制は概ね防火地域よりも緩やかになります。

準防火地域に新築住宅を建てる場合、一般的な住宅に比べて耐火性能が求められるようになります。

耐火性能が求められるということはどういうことかと言うと、住宅自体に火が燃え移りにくいようにする必要があるということです。

そして、火に強くなるのはいいことですが、新築住宅を建てる費用も高くなってしまうという事です。

具体的にはサッシは網入りガラスやシャッターをつける必要があり、使える窓の種類もかなり限られてきます。

そのため費用も上がってきますし、「大きな窓をつけたい」という要望を叶えるのがかなり難しくなってきます。

準防火地域というのは、意外に見落としがちですが、土地探しの際はかなり重要な項目です。あなたが新築住宅を建てようと思った土地が準防火地域なのかどうかは必ず確認してくださいね。

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