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№23.一般住宅の3つの工法について①プレハブ工法

コラム


多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市で自然素材の注文住宅を手がけている
エムスタイルホームです。

新築住宅を建てようかな?と思う時期がきたら、モデルハウスまわりや新築住宅の完成見学会に参加されることでしょう。

そしてどこの工務店、ハウスメーカーがいいか検討します。

選ぶ業者、建てる業者によって、住宅そのものの建て方の工法が異なることはご存じでしょうか?

一般住宅は大きく分けて3つの工法があります。

建て方の工法にはそれぞれ、メリット・デメリットがありますので、選ぶ上でも参考にしていただければ、と思います。

本日はその中の1つ、「プレハブ工法(軽量鉄骨造)」についてお話しいたします。

まずプレハブと聞くと、災害時の仮設住宅をイメージする方も多いのではないでしょうか。

プレハブ工法とは、あらかじめ構造体や床、壁、天井などを、工場で作り上げたものを現場で組み立てる工法をいいます。

それではプレハブ工法(軽量鉄骨造)のメリット・デメリットについてみていきます。

プレハブ工法(軽量鉄骨造)のメリット

品質が安定している

部材が工場生産されることから、安定した品質の住宅を手に入れることができます。

工期が短い

あらかじめ工場で建物の部材が生産され、現場でそれらを組み立てるだけになるので、非常に工期が短くなります。

費用が安い

工場生産で規格化された材料を大量に生産するため、建築費用を抑えることができます。また上記の短さにより人件費が削減されるため、建築費用を抑えることに繋がります。

プレハブ工法(軽量鉄骨造)のデメリット

自由度がない(量産型住宅)

部材が規格化されていることから、思い描くデザインの希望を実現してもらうというよりも、相手側が持っているデザインや間取りの選択肢の中から選ぶことになるでしょう。

耐火性に不安

ある程度の厚みのある木材は、高温で熱せられた場合に実は鉄骨よりも強度が高く、鉄骨はある一定の温度に達すると急激に強度が低下し、建物が倒壊してしまう可能性があります。

耐火性に不安

ある程度の厚みのある木材は、高温で熱せられた場合に実は鉄骨よりも強度が高く、鉄骨はある一定の温度に達すると急激に強度が低下し、建物が倒壊してしまう可能性があります。

リフォーム・増改築に制限がある

軽量鉄骨造のプレハブ住宅はハウスメーカーが建てる事がほとんどで、独自の技術、工程を適用しています。そのため、間取り変更など構造に影響を与えるリフォームは、建てた業者以外では行えないケースも多くあります。

次回は、一般住宅の大きく3つの工法の1つ「木造軸組み(在来)工法」についてお話しします。

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